聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)
全能尊
■大慈大悲をもち、この菩薩の名を唱えるだけで全ての災厄から救う。
三十三応身といわれるように様々な姿に変化し、人の四苦八苦を直ちに救済します。これは、観音が私たちの願いの多様さに応じて、姿を変えて救うためです。その変化する前の本体、もともとの姿を特に聖観音または正観音と呼びます。
「観音」とは苦しみの中にいる人々が一心に観音の名を念じると、直ちにその「音」を「観」じて救われることから観音という名前がつきました。それは単に精神的な悩みや苦しみから救うだけでなく、肉体的、物質的な願いにも応じるとされています。 |
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